涼宮ハルヒの消失・舞台挨拶レポート２(10/02/20)

白石さんが出ると聞いて矢も盾も堪らず京都まで行きました(^^)；（本当は超総作画監督の苦労話が聞きたかったので行きました。）
残念だったのは、舞台挨拶が上映前ということでネタばれになり話がうまく継げなかった事。未読の人が多かったのは確かですが、舞台挨拶のチケットは先行予約、つまり（作画の悩み魅せたいポイントなど）話が聞きたくてわざわざ来ていて、むしろ此処でしか聞けない話を期待していたでしょう。こういうときは、話すほうも「ネタばれ覚悟しろ、その代わりいいことを教えてやる！」位の覚悟と意気でやってもいいのでは。(関係者様、生意気なことを言ってすいません；見てないとは思いますが）あと毎度のことですが、内容は聞き取れなかったところは推測なので間違いあるかも知れません…話半分で観てください。

京都シネマ 日時：２０１０／０２／２０(土)　１４：３０の回上映開始前
〜舞台挨拶あらすじ〜 2月20日、公開中劇場用アニメーション『涼宮ハルヒの消失』舞台あいさつ第二弾・作画監督編が京都・四条の京都シネマで開催されました。 　舞台あいさつには白石稔さん（谷口役、司会）、池田晶子さん（キャラクターデザイン、超総作画監督）、 西屋太志さん（総作画監督）、伊藤敦さん（プロデューサー）が。 池田さんは家族連れだったのでしょうか…お子さんでしょうか？時折ぐずる子に手を振る姿がほほえましかったです。
白石さんの挨拶、宣伝（朝倉おでん）
(手に持っている箱を観客に見せ)朝倉涼子のおでん。現在絶賛販売中で…（ここで裾を見て）ん？販売？販売…中だそうですね？すいません、正しい知識を入れてなくて。渡されただけな物で…（ここで池田さんの子供ぐずる。泣かすな、白石！）
登壇者あいさつ(伊藤プロデューサー）
初めまして白石くんのマネージャの伊藤ですよろしくお願い… （白石吹きながら：こらよけいなこというな、ちがうでしょ？ちがうでしょ）プロデューサーを勤めさせていただきました伊藤です。よろしくお願いします。
白石司会、みどころは？と訪ねつつ、観客が観ていないことを強調してしまい登壇者の回答を詰まらせる。 池田さん困惑、最初に伊藤プロデューサーが答えることに。
みどころは、文芸部室にあるNEC98のパソコンです！ わざわざあれはNECさんから取り寄せて、機械音やファン音なども全てブツ撮りしました。一番出来のいいシーンだと思います。（会場笑) 撮影と音撮りを下後すぐ返しました…。
白石司会、時間稼ぎで自分が見所を語る。
みどころは緑色の看板のコンビニにドアを開けて入るときの音楽です。（会場笑)神前さんが会心の出来だと…そういう話にしておいてください。 　冗談さておき、今回の話はキョンからみた、SOS団同士の絆が、大切なものなのだとキョンが改めて気づく作品なのだと。一見の方も楽しんでいただける作品だと思います。
みどころ：西屋太志さん
今回は、キョンが様々な目に会うのですが、節々でこう…あ言っちゃいけないのか…感情が高まったりとか(白石：もりあがったりとかね）キョンの１手１刀足に注意してみてくれれば幸いです。
みどころ：池田晶子さん
ハードルが…ガツンと上がってしまって（ますます困惑の模様）（白石：そんなことないですよ） 　今回劇場ということで、モブのシーンも徹底して音入れてもらっています。教室のクラスメート達のシーンでは、それぞれものすごく細かくしゃべっているんです。作画的にも結構原画マンが遊んでくれて…遊んでって本当に遊んでいるわけじゃないですよ？…しっかり動きを作ってくれていて。観るときも一回目はストーリーを追うのはもちろんですが、二回目以降はこういうところにも注目していただけると楽しめると思います。
制作上、面白い話はありましたか？：伊藤さん
二回目も俺からか（※白石、他の登壇者に時間を与える）…そうですね、原作者の谷川さんがラッシュ後僕の前につかつかと来て、「映画の感想を言うのかな？お疲れ様とかかな？」とおもいきや、「谷口…あれ谷口でなくても良かったんだよ。川口でも、山口でも」といきなり言い出したので、「そうですね」と答えました。（会場笑い) (白石：おかしくない？なにそれ、そうですねって。それずっと武本さんも”別に谷口じゃなくてもいいと思うんですよ”て言ってたんですよね（ムスッとした口真似で）後一歩で出られない、危険な状態だったんですよ、僕。） 　あとまじめな話をすると、６年前初めて"涼宮ハルヒ”の原作を持ったときに、実は「アニメ化は無理だ」と思って一旦編集長に返したんです。でもどうしてもといわれ半年悩んだんですよ。「キョン視点が長く、カット割りで逃げられない、難しい」と思っていました。出来るところは京都アニメーションさんくらい、と思いつつ…だめもとで持っていっったんですが、まさに持って帰ろうとしていたとき、石原監督に「はい、僕やります！」と元気よく挙手されたんです。僕の中でのハプニングでしたね。あそこで石原さんが挙手しなければ、今僕はここにいなかった。
制作上、面白い話はありましたか？：池田さん
製作秘話…何が聞きたいですか？（未だに困惑している様子）。作業が詰まっていて、面白い話はなかったんです。（白石：何かTV版と比べ注意したことはありますか？）第一期のように、TVのままに見せるというコンセプトと、西屋さんの意見とで試行錯誤があったんですが、結局全ての線で消失の感情を表現できたらいいなということで、（線をあまり増やすのではない雰囲気）任せることにしました。(西屋：ありがとうございます）
制作上、面白い話はありましたか？：西屋さん
試行錯誤しましたが、改変後のハルヒは…言っちゃっていいのかな（白石：いいですよ）キョンと出会う前の初期ハルヒの表現を、TV版ではかわいさを重点的に見せていたのですが、（消失では）気の強さ、凛々しさを強調しました。(池上：ハルヒはあまり出てこないんですが打ち合わせ多かったです。）
制作上、面白い話はありましたか？：白石さん
ハプニングということで…全く映画の内容とは関係ないのですが…池袋の舞台挨拶のときに、声優がそれぞれのキャラの等身大POPにサインを入れたのですが、杉田か暴挙に出まして…内容はシモネタ過ぎて此処ではいえません。キョンのこの辺に（と自分の股間を指して）描かれています。皆さん東京に行く機会があればぜひ見てください。
此処で時間となり、白石司会の挨拶ののち、全員退場。
白石司会、最初に持ってきた朝倉おでんを忘れて退場し、スタッフに突っ込まれる。
その他
	会場には花束が。 あと製作素材が飾ってありました。甲南病院からの眺め、廊下、サイゼリア、校内廊下、改変後のハルヒの学校門等。見たい方は京都までGo！（無茶言うな〜)なおくれぐれも撮影しないように！展示が中止されてしまいます。