新宿バルト９
日時：２０１０／０２／０６(土) ９：２０の回上映終了後
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シネマサンシャイン池袋
日時：２０１０／０２／０６(土) １１：２５の回上映終了後
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〜舞台挨拶あらすじ〜
2月6日、公開開始となった劇場用アニメーション『涼宮ハルヒの消失』。その舞台あいさつが東京・新宿にあるバルト９、池袋にあるシネマサンシャイン池袋で開催されました。
『涼宮ハルヒの消失』は、谷川流さんのライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズ（角川書店）の中の同名作品をアニメ化したもので、TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』に引き続き、アニメーション制作は京都アニメーションが手掛けています。
舞台あいさつには、平野綾さん（涼宮ハルヒ役）、杉田智和さん（キョン役）、茅原実里さん（長門有希役）、後藤邑子さん（朝比奈みくる役）、小野大輔さん（古泉一樹役）、桑谷夏子さん（朝倉涼子役）、松岡由貴さん（鶴屋さん役）、あおきさやかさん（キョン妹役）、武本康弘監督、石原立也総監督といったメンバーが出演。
白石稔さん（谷口役）と松元恵さん（国木田役）のコスプレ衣装（高校制服、稔さんは髪型も)司会のもと、公開初日を迎えた心境やアフレコに関する話、見所等を紹介してくれました。
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平野綾さん（涼宮ハルヒ役）
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第一シリーズがもう４年前で、「遂に此処まできたなぁ…」ととても感慨深いです。
見ていただいてわかると思うんですけれども、私今回の映画ではほとんどしゃべってはいません（会場笑）。
（今回の「消失」エピソードは）すごい原作の中で大事なストーリーだったので、演じるときに一つ一つの台詞を大切にしました。楽しんでいただけたら幸いです。
今回は宜しくお願いします！
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わたしが10代だったころから第1シリーズが始まった『涼宮ハルヒ』シリーズも4年が経って「ここまできたんだなぁ……」と感慨深く思いました。
個人的には今回の劇場版で頑張ったところって、実はそんなにないんです。というのも、映画を見ていただければわかるんですが、セリフがそんなにないんです（笑）。
でも、今までの4年で築いてきたイメージの集大成のような感覚で収録させてもらいました。映画では三角関係のようなものが描かれているわけですが、ハルヒの言葉を思い出したキョンに「あそこに戻りたいな」って思ってもらえるように、1つ1つのセリフを大事に演じさせてもらいました。皆さん、楽しんでいただけましたか？（大きな拍手）
個人的には『冒険でしょでしょ？』が流れたのもとても感慨深くて「あ、やっと始まった!!」という感じがしてうれしかったです。長い映画ですが、何度も何度も見ていただけるとうれしいです。
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杉田智和さん（キョン役）
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エー本日は、「劇場版・ムント２…」（※会場でた笑。白石さん：出てないだろ、の突っ込みに）”大いなる意思”役の杉田智一です。目がわっとぼんやりしてんだなこれが。（会場笑）えぇ、キョン役の杉田智一です。
（※会場見て）お、そのサイリウムどこにしまってあったの？（十字架のサイリウムを持った人が、”ポケット！”と答える）あぁ、ポケット！はぁ〜。なんでも出てくるんだね。（笑）そこのエッジが、スービェに向かって投げるときの武器みたいな？――そうじゃなくて。（※会場失笑。ロードオブヴァーミリオンネタ。杉田智和のアニゲラ！ディドゥーーン参照）
なんでも自由の利くと思われているヒューマノイドインターフェースと、何もできない、って見下される人間。でも最終的に手にしたものは、以外に……何でもできる方が、自由が利かないことが判って……でちっぽけだって言われていたほうが何か確かなものをつかむっていう対比が、今回作品を演じていてとても素敵だったなって心から思ってます。
みんなもう見たんだよね？これ。（会場爆笑）もう俺の声聞きたくないでしょ？こんなに。（会場一斉に反論。”語れ〜！””いい男〜！”）
じきに慣れるさ（※会場爆笑、拍手）
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聞き飽きたでしょう？ この声（会場笑）。僕の声嫌いなのに映画館に来ちゃった人、ザンネンだったねぇ〜。地獄のような時間だったろう。それを画策して映画に誘った人、極Sだねぇ〜……って、皆さん、好きだから見に来てくれたんだよね。
映画のポスター（※長門とハルヒにキョンがはさまれている絵柄のもの）を見てくれればわかるように、この映画では恋愛要素を前面に押し出していると言われたんですが……そんなねぇ「お前たちは俺の翼だ！」みたいなどっかの美形主人公のようにはいかないわけで（会場爆笑）。
ですから自分の中では恋愛要素をまったく意識せず、キョンの最終的な目標として“SOS団の一員であること”――ひいては5人の絆みたいなものを意識して演じました。青銅聖闘士がアテナのために命かけるみたいにね。あっちも5人だし（※ここからちょっぴり杉田さんと白石さんが『星矢』トークで盛り上がることに）。
自分としては、長門やハルヒの立ち位置をしっかりと認識することができました。長門は妹や姉、母です。家族を大事にする。これは当たり前です。でも友だち、恋人の可能性を秘めたハルヒもまた大切な存在。選ぶとかはかりにかけることが間違っているんです！ でも、それをズルイと言われると、否定はできません（会場笑）。……まぁ、長戸に依存しすぎないようにしなきゃいけませんネ。というわけで素敵な作品でした。ありがとうございました！
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茅原実里さん（長門有希役）
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今の杉田さんの話を聞いていたら涙が出てきました……えーっと…（※言葉が詰まったので、杉田さんが合いの手：スービェに向かってエッジを投げろ！（会場爆笑）見せてやるぜ！とかね）
――はい、私も今日の公開日をとても楽しみにしていました。同時に、非常に複雑な思いで、どきどきしながら一日一日をすごしていました。私も試写会で一度見せていただいて、本当にすばらしいストーリー……消失というエピソードを、（スタッフ、声優陣は皆）ずっと作りたかったと思うのですよ。皆さんもそうだと思いますが。……やっと此処までたどり着いたんだな、という気持ちで胸がいっぱいになりました。え――っ。え――っ（※緊張のせいか二の句がうまくつげない）
テーマソングも歌わせていただきまして、この作品に対する感謝の気持ちもすべて詰め込んで、有稀の気持ちを歌わせていただきました。皆さんの心にこの作品がずっと残ってくれたら嬉しいなと思います。皆さん、本当にどうもありがとうございました！
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皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか？（大きな拍手） ありがとうございます。わたしも無事に今日を迎えられてうれしく思います。劇場アニメに参加させていただくのが初めてだったので、台本の厚さやアフレコの日数の長さなどに驚きつつも、イロイロ楽しい経験をさせていただきました。ちょっと緊張しちゃってるんですが（杉田さん：じゃあ深呼吸だ！ 吸って！ 吸って！ 吸って……）吸ってばっかりじゃないですかっ!!（会場笑） と楽しい経験をさせていただいてとても感謝しています。
今回テーマソングである『優しい忘却』を歌わせていただいているんですが、PVの撮影のために舞台となっているモデルの学校に行かせていただき、あの長い長い坂道だったり有希がいつもいるマンションだったりを実際に見て、改めてこの作品のすごさに気付かされました。『消失』は、絶対に演じてみたいエピソードだったので、それが形になったものを皆さんに見ていただいて、先ほども言ったように本当にうれしく、ホッとしています。皆さんの心の中に残っていく作品にしてもらえたら、とてもうれしいです。これからもよろしくお願いします。
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後藤邑子さん（朝比奈みくる役）
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皆さん今日は来ていただきありがとうございます！杉田君が暴走して、みのりんが素敵に喋って……両極に振られて、私はどっちに行けば良いのか判らなくなっちゃったんですけども、（※ここで杉田さんがボケを指示）まって、いやいや、舞台挨拶だから、普通にやろうと思うんですけど……（杉田さん：そんなに木刀が良いんですか、エクスカリバー：会場爆笑）いやあのらきすたじゃないんで！いいから、いいから、もう――私のプランがいま、ちょっと台無しになってきたんですけれども（※会場笑）
大好きだった、ほんとに涼宮ハルヒの消失っていうこのお話を、映画版でやるって聞いたとき、ものすごく嬉しく思ったんですが、TVシリーズみたいにちょっとずつ見てても良いんだけど、まぁ長かったはと思うんですが――二時間半以上有るのかな――けど、一気に見たほうが絶対楽しいお話なので。私も試写会で見たときは、すごくこうして一気に見て感動したし。皆も同じ気持ちを共有してくれたんじゃないかと思います。――なんだろう、真面目なことを話し皆がじっと聞いてくれてると不安になるの（※会場大爆笑）だめだね、ほんとに（話が）もたなくなってきた。
（※一息ついた後、杉田さん：後藤さん、あの、バイクは。小野さん：此処で変えましょうか、マイクと。白石さん：パラリらパラリラ〜♪会場笑）らきすたじゃないから！ほんとに…（※声優陣を見て）ほんとにかぶってるし、この辺、流されそうになる。
みのりんのEDの唄で映画が締まって感動的だったし、杉田君は最初から最後まで全力で頑張って……試写会見たときに、初めてキョンに泣かされました。最後に凄い成長したな〜って。さっき四年前って話が出たけど、四年前は綾１９歳だったんだな、大きくなったなと、家族に帰ってきたおかんの気持ちになりました。この家族に帰ってこれて良かったなって思います。久しぶりのハルヒでしたが、今日来てくれて一緒に楽しんでくれて、本当にありがとうございました。
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新宿の舞台あいさつとまるっきり同じ流れでした。綾がすごくいいスタートを切って、杉田君が暴走して、みのりんの言葉にジーンとなって……。（小野さんを見ながら）わたしが一番心を揺さぶられちゃってるんですよね（小野さん：せやな！）。……せ、せやなってオマエにふるんじゃなかった！（会場笑） それと、わたしたちはマイクを回しながらしゃべっているんで、杉田君が暴走している時にツッコめなかったんですが、マイクを持ちながら白石君がボーっとしてるから、もう「ツッコめよ！」と心の中で叫んでいました（白石さん：今日はもう、ほっとこうと思いましてハハハ）。
それはさておき、こうして順番が回ってきた時に何をしゃべろうかと思いながら聞いていたんですが、綾が三角関係って言ったり、杉田君が長門は家族でハルヒは友だちであり恋人になるかもなんて話していたのを聞いていて、わたし、ふと気付いたんです。自分がいつの間にか三角関係ってやつからあぶれているなって（会場笑）。みくる、キョン好きだったよな！ って（笑）。でも今回は大人みくるが活躍していたのでうれしかったですね（小野さん・白石さん：エロかった！ エロかった！）。白石、こういう時だけ入ってこなくていいんだよ？ でもありがとう（笑）。
考えてみたら4年前はスタッフの皆さんにちゃんと演じられるのか心配されていた大人みくるですが、今回の大人みくるの安定感と言ったら……。我ながら、演じていてすごく楽でした。わたしも順調に成長したというか年を取ったというか。4年間生きたなぁと思いました。2時間以上の長丁場でしたが、わたしはとても短く感じました。みんなも楽しんでくれたんじゃないかと思います。今日はどうもありがとうございました。
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小野大輔さん（古泉一樹役）
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ん〜もっふ！（※会場爆笑）
皆さん、極上の閉鎖空間へようこそ！（会場から大きな拍手、歓声）こっからはたいしたことはしゃべりません。（会場笑、白石さん：練ってたって言ってた） んっふふ、練ってないんだな、これが。でも皆さんどうでした？二時間半ですか……長かったですか？（観客席：短かったコール）だよね〜っ。僕も本当にそう思ったんだよ（観客席：古泉足りない）古泉たりない？いやぁあれくらいがちょうどいいんだよ。（会場爆笑拍手）あれ以上くると、天丼にロースかつみたいな。
まぁ、自分の出番はさておき、映画の時間で、感じた短さ。と同時にですね、もうひとつ長さを感じました。それは…このキャストで、このスタッフで歩んできた日々の長さ。あぁ、長かったなぁ…でも、こんな短い（映画の）中に、全部詰まってるんだなって思って。僕も、いろんな意味で泣きそうになりました。でも僕も男の子なんで、泣かなかったぜ。（※会場ひゅーいんぐ、大歓声、きもい）き、きもい？って…んっふふふふふ（※会場笑）
こうやって劇場版になって皆さんに見てもらえて僕自身も嬉しいし、スタッフ一同感謝しています…あ、最後にひとつ言いたいことは、キョン、杉田君。「ジョンスミスを宜しく」と言った後に、「忘れないでくれよな、僕が此処に居たことを」って台詞があったと思うんですけれど、僕はもう、クライマックスより先にあそこでううっ、てきちゃいました。（※会場拍手）言ってくれた、僕達が言いたいことをって、気がしました…いろんな、魂がこもってます。ずっと忘れないで居てください、宜しくお願いします。
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閉鎖空間へようこそ！（会場から大きな拍手） しかしすごいたくさんの人ですねえ。立ち見の皆さんは2時間以上そのまま？ ありがとうとしか言えないですね。先ほども三角関係のセリフで盛り上がりましたが、今回ワタクシも三角関係に参加させていただきましてね。いやぁ、うれしかった！ アフレコが始まる前のミーティングでまず聞いたことがあるんです。「今回古泉、いや僕は、ハルヒいやさ綾ちゃんを愛していいんですか？」と（平野さん：「イヤです！」と即答しました！（笑））……うーん、結構傷つくんだぜ？（会場笑） まぁでもね、見てのとおり完全にフられまして（会場から「ドンマイ！」、「ガンバレ！」と声援が）……なぐさめるなよっ!! 泣いちゃうじゃないかっ！（笑）
で、映画の話に戻りますが、見ていただけるとすっごいセリフとセリフがかぶっていることに気付くと思います。その最大の被害者が僕です!! もうハルヒのセリフがかぶるかぶる！ 全部音量下げられちゃうの！ ちょっぴり見ていて悲しくなりました（会場笑）。でも、日常生活でセリフがかぶるなんてよくあることで、それを表現しつつ演出として盛り込んでもいます。この映画が最後になってもいいというくらい魂こめて演じましたので、皆さんもこの映画、ひいては『涼宮ハルヒ』という作品をずっと覚えてくれていたらうれしく思います。ありがとうございました！
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桑谷夏子さん（朝倉涼子役）
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本当にお久しぶりです（笑）第一期以来、オリジナルの朝倉涼子を演るのは4年ぶりになって結構間があいていて、今回消失が凄く人気の有るタイトルというのは前々から聞いていたので、自分の中でもプレッシャーだったんですけれども…。
アフレコのときの思い出として、間で、「あちゃくらりょうこ」という役をやらせていただいて…あれが抜けなかったんですね〜。（※会場笑）もうその、アフレコのときに「いや、それじゃあちゃくらだ」「それもあちゃくらだ」とさんざん音響監督から言われ、何度も修正した覚えがあります。でもそうやって演って行くうちに、「そう…そうだ、朝倉涼子は、こういうちょっと…ホラーチックなシーンも有るような娘だった」と凄く懐かしく思い出しました。
朝倉涼子の場合は多分消失で出番が終わりだと思うので、それも思い噛み締めならやらせていただきました。凄く思い出の多いキャラクターだったので、（映画で）演ることができて、本当に良かったと思います。ほんとうにどうもありがとうございました。
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4年ぶりの朝倉涼子です。こんにちは。TVシリーズでも、映画でも、彼女が出るシーンというのは、そんなに多くはないんです。でもストーリーの中で彼女が与えるインパクトはとても大きなもので、音響監督さんからも「朝倉涼子は絶対に妥協は許さない」と言われて、何度も何度もリテイクを出された覚えがあります。個人的にも妥協はしたくなかったし、役者としてもおもしろいキャラクターでしたので、やっていて楽しかったです。
現実ではとてもやってはマズいようなシチュエーションでも、役者だからこそ演技でできるということがあって、そこはとても楽しかったです。でもプレッシャーもやっぱりあって、心労で倒れるんじゃないかと思ったくらいでした。それでも無事収録を終えて、こうして皆さんに見ていただくことができて本当によかったと思います。
映画の料金って、決して安くはないじゃないですか。わたしは常々そう思っているんですが、だからこそクオリティが求められるものだと思うんですよね。『消失』は、自分でお金を払ってみたいと思えるほど出来がよかったので、本当に1人のスタッフとしてうれしく思います。これもすべて、制作に携わってくれた皆さんと、誰よりも応援してくれたファンの皆さんのおかげだと思っています。ぜひ何度でも楽しんでください！
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松岡由貴さん（鶴屋さん役）
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にょろ〜ん（※会場にょろ〜ん）
今日はみなさん来てくれて、めがっさ嬉しいにょろよ〜！（※会場歓声）映画どうだったにょろ〜？（※会場”さいこ〜！”の連呼に）もっと、もっといって！
ありがとうございます、松岡でございます。本当に皆さんの声が聞けてほっとしたり、嬉しかったりしてます。私の鶴屋さんという役は、下の名前がいまだにわからないんですけれども（笑）。本当にストーリからちょっと離れたところで、”キョキョッ！”と出てくる感じでして、（スタッフから）どんなに怒っても、怒らない芝居をしてくれと今までずっと言われてたんですが…今回はじめて切れましたね、私もびっくりしました。カチーンと来てる鶴屋さんのにらんだ顔が印象的でした。本当に凄んでいいの？って音響監督に聞きながら、キョンに向かっていく鶴屋さんを演じさせていただきました。皆さん、見ていただけたでしょうか？
本当にいい作品に出していただいて…この「消失」の看板がいろんなところに大きく張られていて、昔の友達とかいろいろな方から、ポスターの名前を見て久しぶりにメールをくれたりとかしてとても嬉しかったです。とってもいい作品になって、とっても幸せです、ありがとうございました！
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皆さん、にょろーん！ 朝から並んでくれたそうで、本当にありがとうございます。皆さんの顔を1人1人見つめていたい気分です。今、なっちゃんがアフレコで大変だったとのことですが、わたしはツルっととれてしまいました（笑）。妥協とか何も言われずに。
パラレルワールドの鶴屋さんは、今までにない表情を見せています。それがわたしにとってはとても意外なことでしたね。これまでは「どんなに怒っていても絶対に笑っていてください」と指示されていたんです。ですから「これでいいのかな」と心配になったりすることもありました。怒髪天を衝くという言葉がありますが、まさにそんな感じで怒るシーンがあったので、あの長い髪の鶴屋さんがそんな勢いで怒ったら、大変なことになるだろうな〜。なんて思いながら演じていました。ホラー映画が大好きなので、“桑谷夏子の殺りくシーン”がとっても好きなシーンですね（白石さん：朝倉です！ 朝倉ね！）。わたしもあんなシーンを演じてみたいと思いました。
こんなにビッグタイトルに育ったんだなってことを、駅貼りの大きなポスターやこの舞台あいさつを通じてしみじみ感じています。皆さんに会えて本当に幸せです。今日は本当にありがとうございました。
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あおきさやかさん（キョン妹役）
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まさか、自分が此処にいるとは…本当に、１６０分を越す作品の中でほんの数分ちょこっと出てくるだけなので…初日は（自腹で）観にいこう、なんて思っていたら「いや、（舞台挨拶に）上がるんですよ」って言われて。なんて光栄なんだろうって思いました。
多分、キャストの中で、一番俯瞰的に見れていた立場なのではないかと思います。その中で、皆さんシリアスな雰囲気の中、妹がほっと出てくると、ちょっと安心したり、ほっとしたりしてくれれば良いな、なんて思ってたんですけど…どうでしたか？（※会場拍手）
キョンくんが凄いカッコよくて…いいおにいちゃんを持ったと、初めて（※会場笑）思い、初めて涙しました。皆さんと一緒に、これからも何かあったらいいな、と思いました。
妹としては、”エンドレスエイト”が終わっていない、って思ったんですけど。（※会場？）ずっと起こしにくるばかりを繰り返してたじゃないですか。夏の間は「キョン君、電話」って言い続けて（※会場笑）、今度映画になったら「キョン君起きて、おはよう」って言い続けて…
でもそれがきっと日々大事なんだなって思いました。毎朝起こしに来てくれて、毎朝同じ一日が始まるけど、ちょっとずつ違って成長している。キョン君もそう感じたからこういうお話になったんだなって思ってます。皆さんも…日々同じだなって思っている方も、同じような一日がおはようで始まるとしても、成長している、一歩ずつ変わっているんだということを噛み締めながら、映画を…もう一回くらい観てくれればいいな、なんて思います。本当にありがとうございました。
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今回、自分だけ“エンドレスエイト”が終わってないんじゃないかと不安に思いながら演じさせていただきました（会場笑）。シリアスなお話の中で、家庭というかインターバルというか、そんな時間を皆さんにお届けできていたらいいなと思っています。
起こしてくれる妹がいるって幸せなんだろうな〜と思います。毎日毎日変わらないけれどちょっとずつ成長している……。それがキョン君が繰り返しを打破する力を得るキッカケになったんじゃないでしょうか。妹的には、なんとなく楽しく収録させていただきました。
登場するシーンごとに後ろで歌っていたりしたんですが、残念ながらプチっと（笑）。映画では本当に有希ちゃんがかわいくて（由貴さん：わたし？ 白石さん：松岡さん、違います。長門のほうです）……Wユキちゃんがかわいくて（笑）、でもそれ以上にとにかくキョン君がカッコこよかったんですよ「うちのお兄ちゃんホントカッコいい！」って思っていました（杉田さん：今までは一体なんだったんだっ！）。でも映画を見たらキョン君好きになっちゃいますよ。女性の方もうなずいてくれていますし。ですので、女性の方も「キョン君よかったよ〜」って広めてくれるとうれしいです。ありがとうございました。
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石原立也総監督
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総監督の石原です。先ほど、平野さんが２００６年から、っておっしゃいましたけれども、僕らがキャラクター作ったりしていたのは２００５年の、まだ暑い頃でした。僕としてもこの作品は、TVシリーズ監督でやらせていただいて、まだ（監督が）二回目ということもありまして、非常に思い入れの有る作品です。２００５年の夏からやっていて…あ、初めてあった頃、平野さんはまだ未成年でした。うん、そうなんですよね。（※感慨深げ）
そこから数えて５年やっているわけなんですけれど、シリーズの最初めからずっと見てきた僕から観ても、今回の消失は沢山あるハルヒシリーズの中で、最高傑作になったと思ってます。本当にありがとうございました。
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総監督役の石原です（武本監督：役かよ！）。『ハルヒ』は監督2作目の作品なのでとても感慨深いですね。キャストの皆さんは4年になりますが、制作はそれより1年前に始まっていたんです。ですからだいたい5年くらいですね。
『消失』というのは、ファンからの人気も高いですが、キョン自身の立ち位置が傍観者的なところから本格的にSOS団の1人になるという意味でとても大事なエピソードだと思っています。TVシリーズでやるという話もありましたが、個人的には映画でできてよかったな、と思います。
考えてみたら、長編アニメとしての監督をやらせていただいたのはこれが初めてなんです。なんとか公開できたのも制作に関わってくれたスタッフ、キャスト、ファンの皆さんのおかげだと思います。ありがとうございました。
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武本康弘監督
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あの、なんかこう…〆はどっちかというと総監督だろう、何で俺がと疑問に思うんですけれど。まぁ、皆さん映画についてここまで沢山話していただいたので、こっからはあまり言うことはないんですが…ただひとつ、「最高！」と答えてくれた皆様方に、お願いしたい。「映画、面白かったから、ぜひ観にいけよ！」と友達に声をかけてもらえないでしょうか？（※会場：まかせとけ！）
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（白石さん：時間がないので、気持ち急ぎ目でお願いします！）えっ!? 監督の武本です（※ここで退場の曲が流れ始めて会場から笑いが）。み、見に行こうと迷っている人がいたら、その背中を押していただけたらうれしく思います。今日は、寒い中本当にありがとうございました！
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白石稔さん（谷口役）
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思ったより早上がってしまって…皆さん何か言い足りないことはありませんか？（白石なんか言って！コール）あ、我々ですか？じゃああらためまして。
僕の役者としての人生は、有る意味ハルヒから始まっているものがありまして。一番最初の舞台、激奏ではハルヒのコスプレし、今度の消失では谷口の制服コスプレをし…その上で（舞台挨拶を）完結させるとは思いもよらず…驚いています。（※相当あせってる模様）
本当にすばらしい映画だと思います。谷口と一緒に”普通”をやり続けて4年…になるんですけれど、今回はその”普通”が逆にキョンを救う、という。あの瞬間、どう演ったか覚えてないんですよ。
（武本監督：白石かぶってごめんよ。実はプロデューサーの伊藤さんとも話したんだけどさ、「あのシーン谷口、いなくてもいいよね」って※会場大爆笑）うん、おれ聞いてたんだ！聞いてて、”絶対入れてくれ”って懇願した。（武本監督：東中出身者だったら誰でもいいんだよ、ぶっちゃけ言うと）いやそうなんですけど、俺が出なくなると、彼（国木田）もでなくなるよ？（武本監督：彼はいてもらわないと。キョンと同じ出身だから）ああそうなんだ。ていうかなんで此処であえて原作と違う方向に持っていこうとするわけ？もっと違うほうにエネルギーを注げ！
（杉田さん：次の涼宮ハルヒの憂鬱・”破"でそれを〜会場爆笑）
僕も試写で見たんですけど、キョンがハルヒの事を大切な人と認める成長物語なんだ、と感動し長さも感じませんでした。皆様にも楽しんでいただければな、と思います。本日はどうもありがとうございました。
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松元恵さん（国木田役）
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司会に徹しようと思ってましたので…あ、国木田役の松元恵です！すいません、まさか此処でコメントさせていただけるとは思っていなかったので全く何も考えてなかったです。映画の話が有ると聞いたとき、”出番ない”って思っていて、舞台挨拶も新宿か池袋かどちらに行こうかなって思ってました。試写会当日に「司会宜しくお願いします」って話を聞いて「あ白石さんですね、応援します」って言ったら「お前もだよ」って言われたくらいで。
涼宮ハルヒの憂鬱って、”ファンである自分”と”関わらせていただいた自分”とがいて。アフレコは時間もたっているので不安でしたが、スタジオに入った瞬間皆さんが温かく迎えてくれて…帰ってきたんだ、って泣きそうになりました。今も皆さんの暖かい視線を感じ足の震えが止まりません。あ、長いですか？（時間を見て）愛あふれる涼宮ハルヒの消失、二度も三度も四度も見に来てください！宜しくお願いします。（※ここで退場の曲が流れ始め、白石の〆の言葉で挨拶終了）
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まとめ
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初の舞台挨拶のせいか、綾さんほか声優陣、最初は言葉少なめで緊張気味。後半のトークは次第に回復するも予定より早く終わる。しかし司会の白石さん、松元さんも話すというハプニング。
さらに監督の白石いぢり炸裂！
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新宿で慣れ、トークにのりが出てきた綾さん他声優陣。（杉田さんだけは最初から暴走）内容も新宿と少しずつ違う工夫が。ただし今度は喋りすぎて、監督のトークがなくなるハプニングに。
観客をバックに撮影したのは池袋のみ。
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