（BGM：♪は～りぃすたーふぃっしゅ♪）
風子「全国100万、風子親衛隊の皆様。やっと風子の出番がやってまいりました。ようやっと調査が終わり、この私の半年に渡る調査論文が世に出る運びとなりました。いつ発表するのかと、近所の魚八のおじさんもさぞかし心配していたことでしょう」
ことみ「風子ちゃん、この間出版された”CLANNADビジュアルファンブック”に書いてある…」
風子「ことみさん！言いたい事は分かります。でもここは、風子のターンなのです！お静かに」
ことみ「…風子ちゃん、いじめっこ…」
※ＥvdL さん、情報ありがとうございます！絵コンテの情報に行間を読んで、都市と航路を特定してみました。
画面を触ると航路が出ます
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風子「では、ことみさん。早速ですが、どのような経路を通ったのか、風子が説明いたしますので解説をよろしくお願いいたします。」
ことみ「よろしくね、ふうこちゃん。ではまず…」
（その間数十分）
風子「ことみさん、日本語でお願いします。」
ことみ「…」
（さらに一時間）
風子「ことみさん」
ことみ「？」
風子「後はよろしくお願いします」
ことみ「大丈夫、本の通りなの」
風子「ひゃううううううう」
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風子「①まず、スーツケースはフランスへ行きます。」
ことみ「絵コンテにはスペイン側、とあるので、此処は多分、フランスとスペインの国境、ピレネー山脈なの」
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風子「②そして水路を経てエジプト、サハラ砂漠に渡るのです。」
ことみ「サハラではフタコブラクダは生きていけないの。ふたこぶに見えるのは、座椅子のせいなの」
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風子「③そしてスーツケースはオランダへ」
ことみ「オランダは海抜が低いので、風車は人の知恵の結晶なの。ロッテルダムの南東、キンデルダイクの風車が有名」
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風子「④スーツケースは手渡しされ、イタリア半島を経由し、ギリシャ・エーゲ海に浮かぶミコノス島、アノ・ミリの丘の上に立つ風車へ。」
ことみ「かつては小麦を挽くために使われていたの。最近は島のシンボルとして観光の名所になってます。」
風子「fuko masterさん情報提供、感謝です」
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風子「⑤ことみさん、牛がいます！ということは此処は…」
ことみ「スーツケースはインドへ。絵コンテによると、此処はインド最大の都市ムンバイ（ボンベイ）なの。絵コンテにはムンバイラあるいはムンバイ３と書いてあるので、少し迷ったの…」
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風子「雨と交通渋滞です！とても砂漠地帯とは思えませんが…」
ことみ「⑥ここはイランの首都、テヘランなの。実はイランは雪も降るところがあるの。最近は渋滞で悩んでもいるらしいの」
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風子「⑦スーツケースはインドネシアも通ったのに、なぜかまたヨーロッパ、ポルトガルへ。」
ことみ「この建物は首都リスボンにある「ベレンの塔」という建物で、バスコダガマ世界一周の偉業を記念して作られた要塞なの。今では世界遺産に指定されているポルトガルの宝なの。」
風子「私の近所のマヌエルさんも、この建物は素晴らしいと褒め称えていました。」
fuko masterさん感謝！(08/01/30)
さらに写真まで頂きました！めちゃ綺麗です…風子も家の帰りによって来ます。(08/10/27)
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風子「⑧大変です、すごく寒そうなところまで来てしまいました。」
ことみ「此処はロシアなの。ロシアは冬の間ほとんどの港が凍るので、不凍港だと思うの。
ムルマンスク、カリーニングラードなどいろいろあるけど、次はアジアなので、ここはPrimorskiy地方、ウラジオストクだと思う。ポルトガルからインド航路を通ったの。」
風子「…風子は不登校でなく、不下校です！」
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風子「⑨韓国を経由し、カバンはシルクロードを一路逆走」
ことみ「ひょっとしたらムルマンスクからシルクロードを通ってアジア入りしたのかも。でもここは、天山山脈、タクラマカン砂漠だと思う。敦煌を通って日本へ向かったの。」
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