CLANNAD AFTERSTORY 第二十五話　試写会情報(09/05/24)

Story

（１）椋・朋也に告白

「恋愛の対象としてみてなかったっていうか…それでも良かったら、つきあってみるか？」
「え…」
「お互いのことを知っていく時間を、友達じゃなく彼氏彼女として使っていくのも悪くないかな、って」

～多分姉にお膳立てされたであろう、らしからぬ突然の告白シーンからスタート。しかも成就…感極まり泣き出す椋

「お、おい…」
「夢みたいです、うれしくって…」

～朋也の席に座る哀しげな杏の姿がオーバラップ。

（２）付き合い始めた朋也と椋

～三年・春。恋人同士となる二人。

「椋は看護婦志望か、俺なんか何も決めていない。見捨てられそうだな」
「そんなことしませんよ、絶対！」

～お互いの将来を語り合い、恋人度を上げていく二人。いつもはそこに居た杏の姿は既になく…

（３）休日朋也、杏と公園でディープキス

～日曜日、偶然出会う朋也と杏

「…ねぇ、椋とキスした？」
「はぁ？な、してねぇよ！」
「私と…してみる？練習」
「え…」

～目をつぶる朋也、杏、重なる二人

「だ、だめじゃない、本当にしちゃ…練習にならない」
「杏…」
「もしかして、私と…したい？」
「な、んなわけねえだろ、ば～か！」

～とぼけて別れる二人

（４）杏、朋也との関係隠しのため春原に身体を…

～次の日、学校で、春原と朋也

「お前と杏、学校中の噂になってるよ」
「ば、馬鹿いうな、俺がつきあってるのは椋の方だっ」

～そこに杏登場、なぜか春原を連れて行き告白。

「…あのね、信じられないな。今日までそんな素振り見せなかったじゃない。それとも、秘めた恋ってやつ？」
「まぁ、そんなものね…ねぇ、証拠、見せてあげようか」

～公然と中庭でキス。その後寮で肉体関係を持つ二人。

（５）情事を朋也に咎められ…智の泉が血の泉に

～入れ食い状態の杏に、朋也激怒

「椋をみてて、寂しくなってね」
「お前…そんな理由で男作るのかよ！」
「…な、なによ、大きなお世話！あんたは椋の事だけ考えていればいいのよ！」

（６）堕ちていく杏…椋と居ても姉への思いが募る朋也

～デートを重ねる朋也と椋。

「朋也君て…名前で呼んでいいですか？嫌…ですよね」
「嫌なわけないだろ、杏なんか呼び捨て…」ハッとなる朋也。杏への想いは日増しに大きくなっていく。

～一方、毎晩春原と快楽に溺れる杏。或る日、体育倉庫での情事を朋也に観られてしまう。

※過激な内容の為、挿絵は全年齢化＋体育倉庫＝お花畑に差し替え済。

（７）杏、雨の校庭で朋也に抱かれる。「怖かった…」

～逃げる杏、雨の中朋也に捕まる～

「嫌、離して！お願い、優しくしないで…私馬鹿だから、誤解しちゃう…」
朋「杏…」

～朋也、杏を強く抱き、そのまま事に及ぶ。全てが終わり雨の中、たたずむ二人。

「怖かった、告白するのが。もしふられたら、友達でさえいられなくなっちゃう…」
「杏、俺は…！」
「朋也。私は藤林、杏。涼じゃないの。」
「！」
「私達、遅すぎたの…さよなら」

（８）杏、懐妊。春原、輝きの決断

～気分が悪くなり、もどす杏。懐妊と知り、仕込んだであろう春原と婚約する決心をする。

～春原に身体をあずける杏。しかし、春原はやさしく肩を引き離し、自分の子供であることを否定する。

「ちょっと待って…やっぱりおかしいよ」
「どういう意味…」

～実は春原は不能だった！報われない恋と知り、親友の下に彼女を送り出す…男春原、輝いてます。

「間違ってたらごめん…杏ってさ、朋也が好きなんだろ」
「！…わ、私は…！」
「あんたらの悩みって、贅沢なんだよね」

～肩をぽん、と叩いて去る春原。

（９）遂に別れを決意するも、椋「朋也君と一緒に居たいんです」惨劇の幕開け？

～放課後、朋也に呼び出しを受ける椋

「藤林…俺」
「どうして…苗字なんですか」
「…」
「私、お姉ちゃんに負けたくなかった…私、お姉ちゃんが朋也君好きなのを知っていて相談しました。お姉ちゃんが手を引くと判っていたから」

「俺も、ひどい事してた。違うって、気付いてた…それなのに、慕われるのがうれしくて…黙ってたんだ」

「私は汚い女です…でも、それでも、朋也君と一緒に居たかった！」
「藤林…」

～つめよる椋

「わたしじゃお姉ちゃんの代わりになれませんか？私、なんでもします。お姉ちゃんのように活発に、髪も伸ばして、それから、それから…」

「違う！」

～ハッとなり、全てを悟る椋

「だめなんだ…代わりなんて出来ない…俺が、本当に好きなのは…お前の姉なんだ」

～意を決し、無理やりキスする椋。その際、懐から鉈を取り出し、朋也に切りかかる！

鮮血で刃先が血に染まる…

（１０）三角関係遂に決着。「私達、いつも遅すぎたのね…」

とおもいきや、切れたのは杏の髪だった。
身体を張って鉈をさえぎる杏！

「朋也…！」
「杏、お前…」

～椋、それを観、黙って去る。泣き出す杏。

「杏、いったい…？」
「怒られちゃった、私…椋に。逃げるなって、もう遅いよって…！」
「…」
「私達、もうどの道傷つくしかない、だから…逃げるなって…！」

～あらためて向き合う杏と朋也。

「私達、いつも、遅すぎね…」
「ああ」
「でも、もう泣くのはお終いにするの」
「…」

「好きです、朋也」

「杏…」

「ずっと、ずっと…好きでした」

（１１）椋の決断「許しません。大切な思い出だから」

～学校前坂道で。

「椋、すまない。俺…」
「謝らないでください。」
「…」
「謝られたら、全部嘘に思えてしまいます。私、あの時間を大切にしていたい。」
「椋」
「だから、許しませんよ」
「ああ」

～梅雨明けの日差しの中、友達と笑いながら学校に向かう椋。

（１２）「もう、夏になるね…」屈折した恋は、Cから始まりAで終る

～学校前坂道で。

「ねえ、本当に私でよかった？」
「はぁ？」
「やっぱり椋が良かったって、思ってない？」
「あのなぁ、怒るぞ」
「うん、怒って！そしたらちょっと安心できる」
「あのなぁ、それって屈折してないか？」
「じゃあもっとストレートに！」

～不意にキス、抱きつく杏

「お、おい」
「朋也、好きだからね…」

「もう、夏だね」

解説

勘弁してください、シナリヲ担当が調子に乗ってとんでもないものを書いてしまいました…しかも載せないとｸﾞﾌ（殴られる音)…いやなんでも。
台詞や筋は概ねあってます。あってるんですが、シチュは嘘八百万です。（挿絵、全然意図しない使い方になってしまった…）
えぇ；…↓巡礼情報はあってます。
それでは本当の試写会情報スタート。

CLANNAD「もうひとつの世界　杏編」　上映イベント
日時：2009年5月24日(日)13:00会場、13:30開演、14:00終了予定
場所：全電通労働会館(御茶ノ水）
招待人数：300名
※当日はインフルのせいか、入場前に手を消毒するアルコールが設置されていました。

広橋さん舞台挨拶(ビデオメール）
・日曜の昼にもかかわらずようこそ！
・杏編が決まったとき神田さん（椋）と大喜びした「やっと舞台に立てる」
・TVしか見ていない人にはちょっと刺激が強すぎるかも（１８禁宣言？）
・杏涼がいえなかった気持ちが沢山出てきます
・中村さん（朋也）の印象が違うかも（TV本編だと性格きつかったが、杏編ではとても素直でやさしい）。春原も輝いています！

杏「今回の本当のポイントはこちら」

（１）季節は5～7月、アジサイ映える梅雨の時期。初出舞台は筑駒
・３－D雨の教室、いきなり椋、朋也に告白。哀しげな杏と涼の同一カットがオーバーラップします。
（２）付き合い始めた朋也と椋。学校坂道＝瑞穂ビューパーク
・瑞穂の坂道を二人で…昼休み弁当を二人で食べる　…杏はいない
（３）休日朋也、杏と公園で。ベンチ周辺は別モデル(早稲田）、ベンチ正面の公園内部と外景は筑駒正面、駒場野公園？
一瞬だったのであくまで予想です。初見は筑駒前、駒場野公園が候補。理由は…
・公園周辺は完全な舗装道路＝都会
・ベンチ周辺の公園外周に舗装歩道(赤色）＝早稲田の舗装道路と類似
・公園外周の柵は駒場野公園と酷似
・最近まで工事中で都心の公園の癖に野原だった。工事柵で囲まれ立ち入り禁止だったが、覗ける所（学校反対側)から見るとほぼ一致する施設(大橋えのき園）が見える
・直後のカットの生徒の言葉「いくらなんでもあんなところで（二人でキスしてたなんて）」から、学校の近くと推測
→そのうち別物がひょいっと見つかるかもしれませんね。

・APMN（AMPM）やMINIMINIは前からありましたが、らーめんほづみ、キッチン南海等が明らかに分かるように登場してました。時空間を合わせているせいかMINIMINI横の店は(赤黒縞日除の床屋）あります。

（４）智の泉で喧嘩。「椋のことだけ考えてればいいのよ」
一号館横、智の泉で修羅場。朋也「そんな理由で男作るのかよ！」

（５）椋と付き合いつつ、思いが募る朋也。早稲田、羽村駅登場
学校、商店街でいちゃつく椋、朋也。杏は見当たらず…

（６）杏、雨の校庭で朋也に抱かれる。「怖かった…」
「私たち、遅すぎたのよ…さよなら」朋也と決別する杏。
ちなみに雨の校庭（瑞穂）はボタンが拾われた場所です。

（７）朋也、男としてのけじめたいのだが…椋とキス。
雨の放課後、３－D教室で 。「私、お姉ちゃんに負けたくなかった…」
朋也「違うんだ…それじゃ！」キスで言葉を遮り逃げる椋。

（８）二度目の挑戦。しかしそれは、髪を切った杏だった。
「怒られちゃった、椋に…逃げるなって」学校がメインですが、
瑞穂ビューパーク前、バス亭で抱き合う杏椋も出てきます。

（９）結末、椋と朋也「謝らないでください」は瑞穂坂道
「あの時間を、大切にしたいんです。うれしかったこと、哀しかったこと」

（１０）結末、杏と朋也「うん、怒って！」ラストは第一期OPの坂
朋也「それって屈折してないか？」
「じゃあ分かりやすく！」唇を奪う杏。「好きだからね…」

（１）椋・朋也に告白（大田区・筑駒)

季節：三年生一学期の４月
場所：筑駒二号館中央３－D
時間：放課後
天候：雨

雨の教室、いきなり椋、朋也に告白。承諾されうれしさのあまり泣き出す椋。哀しげな杏と涼がオーバーラップします。

今回は双子の演出とあって、二人の対照的な姿を同一カットで交互に出す演出をしています。

（写真は3-Bあたりの位置にある教室です。）

（２）付き合い始めた朋也と椋（瑞穂・ビューパーク坂道、筑駒）

・季節：三年生一学期の４～５月
場所：瑞穂ビューパーク坂道
時間：帰宅時
天候：晴れ（夕焼け)

（写真：４月下旬の坂道）

一緒に下校・学校内で談話したり、一緒に弁当を食べたりするカットなど、二人が親密になる過程が数カット挿入されます。

（３）休日朋也、杏と公園でディープキス？（早稲田：商店街、公園内部と外景は筑駒正面、駒場野公園？）

・季節：三年生一学期の４～５月
場所：早稲田商店街、筑駒前？
時間：日曜の午後
天候：晴れから夕焼け

此処はいつもの早稲田商店街。

APMN（AMPM）やMINIMINIは前からでていましたが、今回はらーめんほづみ、キッチン南海等今までぼかされていた店がはっきりと登場してました。
らーめんほずみでは別カットでラーメン提灯も出ていたような…

<写真：浮かない顔の杏、右手より登場>

時間関係を合わせているせいかMINIMINI横の店が(赤黒縞日除の店、昨年夏に撤去）存在しています。

<写真：杏に声をかける朋也>

miniminiの向かい、キッチン南海。分かるような感じで出ていました。細部にこだわった背景といってもいいでしょうか。

公園解説

一瞬だったのであくまで予想です。筑駒前、駒場野公園。理由は…
・周辺は完全舗装道路＝都会
・ベンチ周辺、公園内周に舗装歩道(赤色）＝早稲田の舗装道路と類似
・公園外周の柵は駒場野公園と酷似
・一年前まで工事中で都心の公園の癖に野原だった。（写真参照、学校反対側)からの景色でほぼ一致する施設(大橋えのき園）が見える
・直後のカットの生徒の言葉
「近くの公園で」「いくらなんでもあんなところでしてたなんてね～」から、学校の近くと推測される
まあそのうち別物がひょいっと見つかるかもしれません。

～09/07/01～
別場所でした！詳しくはこちら

<写真：キス後、別れる二人>

杏「…六十点ね」
心に重い呵責を背負い別れる二人。場所は早稲田大学前に戻って、apmmです。

（４）智の泉で喧嘩。「椋のことだけ考えてればいいのよ」

・季節：三年生一学期の４～５月
場所：玄関→一号館横、智の泉
時間：朝～昼
天候：晴れ

智の泉は何かと出てきますが、学校らしからぬ景観からかストーリーの転機に使われるようです。

（５）椋と付き合いつつ、思いが募る朋也早稲田、羽村駅登場

・季節：三年生一学期の５月
場所：早稲田、羽村駅
時間：昼～夕方
天候：晴れ、夕焼け

椋がアイスを食べながら名前呼びを提案する場所は、早稲田商店街の隣、クレープ屋。
バス停で朋也君、また明日と別れる場所は羽村駅です。

（６）杏、雨の校庭で朋也に抱かれる。「怖かった…」

・季節：三年生一学期の６月
場所：瑞穂坂道→筑駒校庭
時間：昼
天候：雨

＜写真：朋也、春原の寮に向かう途中、ボタンと会う＞

朋「ボタン？どうしたんだ、今日は日曜…」

学校へ走り出すボタン。

朋「まて、ボタン！」
後をついていくと、学校の校庭に濡れ杏が。

ちなみに雨の校庭（瑞穂）はボタンが拾われた場所です。

（７）朋也、男としてのけじめたいのだが…椋とキス。

・季節：三年生一学期の６月
場所：筑駒校内、３－D教室で回想→瑞穂町バス停（実際にはありません)
時間：放課後
天候：雨(回想では晴れ)

入梅は確実な時期、雨の放課後、３－D教室です 。

椋「告白の相談して…お姉ちゃん、びっくりしてたけど、すぐ”まかせなさいって”笑ってくれた…わかっていて、お姉ちゃんに相談しました。」

秘密だよ、と杏、寮に内緒のポーズ。

椋「そういってくれる、自分が卑怯だってわかっていて…それでも朋也君のそばに居たかった」

椋もそのしぐさを受け、内緒のポーズ。

椋「…私じゃ、おねえちゃんの代わりになりませんか…髪も伸ばして、料理も勉強して、朋也君の望む女になります」

朋「違う！そんなことしてほしいんじゃない…」

椋、駆け寄り朋也の口をさえぎりキス。


残された教室で、憤り机を蹴る朋也。

（８）朋也、二度目の決別に挑戦。しかしそれは、髪を切った杏だった。

・季節：三年生一学期の６月
場所：筑駒校内
時間：放課後
天候：雨

朋也、今度ははっきりと杏を好きだと言い切る。ところが、椋だと思ったその人は、髪を切った杏だった。

朋「杏？おまえ…」
杏「怒られちゃった、椋に…逃げるなって。もう遅いよって…」

・季節：三年生一学期の６月
場所：筑駒校内、３－D教室で回想→瑞穂町バス停（実際にはありません)
時間：放課後
天候：雨(回想では晴れ)

同じく回想シーン。二人で泣く姉妹。

杏「あの娘、今きっと泣いてる…でも私たちも、朋也も…悲しむのはこれっきりにするの」

朋「…」

杏「好きです、朋也。ずっとずっと、好きでした…」

（９）結末、椋と朋也「謝らないでください」は瑞穂坂道

・季節：三年生一学期の６月下旬
場所：瑞穂坂道
時間：夕方
天候：晴れ、夕焼け

梅雨明け。緑が美しい季節です。

・季節：二年～三年生
場所：早稲田
時間：昼
天候：晴れ

椋「私、あの時間を大切にしたい、楽しかったこと、哀しかったこと…全部。だから、謝らないでください」

三人で遊ぶ、楽しかった頃のあの日を回想する椋。場所は多分キッチン南海のビルでしょう。

（１０）結末、杏と朋也「うん、怒って！」ラストは第一期OPの坂

・季節：三年生一学期の６月下旬、夏直前。
場所：瑞穂坂道
時間：昼
天候：晴れ

同じく、坂道下。思い出深いOPの坂道でフィニッシュです。

で、話は終ります。とってもさびしいです。
二年間、頑張って追いかけてきたので感慨もひとしおです…
でもまだです、匂いがします、TBSアニメフェアで、何か発表が？！(ｵｲ)